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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
4304/4308

りめいク。

 いつものバス停にて――


「ステ~キガストで『熟成ロ~スステ~キ』がク~ポン使用で九九九円か~……」

 月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「月夜~」


「『熟成ロ~スステ~キ』がライスとパン、ス~プ付きで九九九円。五〇〇円ちかくお得になるか~……」


「月夜、月夜」


「この食べほ~だいってのはライスとパン、ス~プだけよね? 肉はダメよね?」

 画像を見ながら、そんな事をいう月夜。


「月夜。それ3ニチでおわってるよぉ~」

 画面を指しながら、そういうイブキ。


「奇面組復活? アンタなに読んでるの?」

 月夜がそんな事を言ってくる。


「1980ネンにニンキだったマンガだよぉ~……ほんだなにも『コモンジョ』だよぉ~」


「一九八〇年……」

 月夜の頭の中で明治時代の文明開化の絵が思い浮かぶ。


「たしかにさいきんはむかしのリメイクはおおいよねぇ~……スラムダンクやぬ~べ~はまだあたらし~ほうだったけど、80ねんだいのかぁ~……ひょ~げんとかいまふ~になってんのかなぁ~?」


「そもそも、ど~ゆ~やつなの? 奇面組って」


「ギャグまんがかなぁ~? ゴ~くんの『マイケルジャクソン』とかいまじゃ、ぜったいダメだとおもう……ワラトルマンはいまでもいけそぉ~」


「ぜんぜんわからないわ」

 全くイメ~ジできない月夜だった。

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