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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
4301/4311

くマ。

 いつものバス停にて――


「熊串焼か〜……」

 月夜がなにかの串焼画像を見ながら、そんな声を洩らす。


「ケモノくさいってはなしだケドねぇ〜……」


「肉はやっぱり処理の問題よね。狩ってからすぐ解体できて、しかも慣れてて内臓を傷つけない人が手早かく、川なんか近くにああるところがいいケド、そんなところで仕留められるかな? って問題が」


「そもそも熊被害増えてるんだから、熊撃ち制度開始してもいいわよね〜……警察もバンバン撃っちゃえばいいじゃない」


「ほ〜てきにムリらしいよぉ〜。ケ〜サツがうてるのはきそくですっごいコ〜ソクされてて。きほんてきにはリョ〜ユ〜かいにきてってツ〜タツしてげんばふ〜さしかできないって」


「ケ〜サツがうつよぉ〜なぁ〜ジョ〜キョ〜はリョ〜ユ〜かいとれんらくがつかず、クマがヒトのまえでウデをふりあげて、あとふりおろすってジョ〜キョ〜のときぐらいかなぁ〜……」


「でもケ〜カンの38スペシャルだんじゃ、ほとんどコ〜カないかなぁ〜……50コ〜ケ〜のマグナムだってクマには、きやすめテ〜ドのコ〜カしかないのに……」


「38スペシャルだんみたいにカンツ〜りょくあげてケガをさせにくいダンガンじゃねぇ〜……」


「ぎゃくにこゆびをタンスにぶつけたテ〜ドのダメ〜ジでおこらせちゃうカノ〜セ〜のがたかいんだよねぇ〜」


「やじうまがいてケ〜カンがほ〜いしてたトコロでクマさんギャクジョ〜……あとはわかるでしょ?」

 妙に熊の生態に詳しいイブキだった。

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