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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
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しんぷル。

 いつものバス停にて――


「一日か〜……今日は丸亀半額ぐらいかしら?」

 月夜がグルメ系アプリを見ながら、そんな事を言う。


「一日なんだモン。パァ〜っとステ〜キ全サイズ。一〇〇〇円均一とかないかしら?」

 そんな無茶をいう月夜。


「丸亀も釜揚げじゃなくって全うどんを半額にしてくれないかしらね〜……肉うどんだけでいいのよ……」


「釜揚げうどんは小麦粉、塩、水だけでつくられたうどんを茹でたもの……つけだしにつけて食べる……シンプルよね〜……肉とかつけないのかしら?」


「これでニクついたら、このシンプルでソボクなかんじがイイってのに……」

 そういってくるイブキが見ているスマホ画像には、


「それよりもキノ〜のバ〜キンはすごかった?」


「ウチのバ〜キンなんかあったっけ?」


「31ニチ――ハロウィンげんて〜でソフトクリ〜ムのムリョ〜はいふっ!」


「へぇ〜……そんなのやってたんだ〜……」

 あまり興味なさそうな返事をする。


「まろやかミルクのアジわいと、なめらかなクチどけがトクチョ〜。シンプルであきのこないソフト」


「シンプルだと飽きやすいと思うケドな〜……」


「月夜……まえにニクはシオふってやいただけどのシンプルなやつがいちばんイイっていってなかった?」

 そんな事をいうイブキだった。

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