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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
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けんイ。

 いつものバス停にて――


「明日からメガ中トロっ⁉︎」

 月夜がグルメ系アプリを見ながら、そんな声をあげた。


「くら寿司は一〇月三一日から一一月三日までの四日間、特別メニュ〜『メガ中トロ』を販売するか〜……」


「メガね〜……」

 月夜が肉厚ステ〜キのような中トロをイメ〜ジしながら、


「マグロの中トロ部分から脂のりした良い部分を厳選して熟成によって旨みを引き出した品か〜……絶対おいし〜やつだよね〜」


「マグロステ〜キとかも一度でいいから食べてみたいわよね〜」


「あっ! ケバブもあるのね〜」

 同じく限定商品のところをにあった物に目がいく。


「トルコ共和国の『ケバブ』は数種類のスパイスを効かせた肉にサッパリとしたオニオンマリネそ添えたか〜……ケバブ屋のあの回ってる肉の塊全部ほし〜わよね〜……あぁ……切らなくていいから、それごと頂戴って感じよね〜」


「さらに肉商品続くのね〜……『ハモンセラ〜ノ』? なんか生ハムっぽいケド、なにかしら?」


「スペイン王国の――スペイン王国っ⁉︎」


「スペイン王国の『ハモンセラ〜ノ』はスペイン産の生ハムをオリ〜ブオイルのみでシンプルに仕上げた。生ハム本来の風味を楽しめるメニュ〜か〜……」


「スペインもオ〜コクもカンケ〜ないよねぇ〜……なまハムだよねぇ〜」

 そんな事をいうイブキだった。

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