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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
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げんりョ〜。

 いつものバス停にて――


「一〇月二九日からいくら丼か〜……」

 月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「いまやってるウニ丼はおわっちゃうのかしら? あれも割と好きなのに……」

 そんな事を言いながら、続きを読み進める。


「丼と京風うどんの『なか卯』が毎年恒例の『いくら丼」を販売する――」


「二〇一五年からこの季節で販売されSNSでも話題になっているか〜……」


「そこ話題の品が今年も登場。大粒の天然いくらを使った『いくら丼』。小盛りが九八〇円で並が一七八〇円、大盛りが一八七〇円。そして並の量が二倍になった豪快盛りが二九八〇円か〜……並二個より豪快を頼んだほうがいい感じなのね〜……」


「前、牛丼店で特盛より並二つのほうが価格も量も多いってときがあったわよね〜」


「去年の豪快盛りでは並の三倍だった……減ったのね……」


「これは今年は並盛りの量を増やしているためか〜……それで豪快は二倍と表記している……つまり並が量増えて、豪快は去年の三倍から量自体は変わってないのね〜……」


「ここは並の量をふやしました。基準が増えたので他も全部増量していきますって感じにしてほしかったわよね〜……」

 そんな事を言う月夜だった。

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