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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
4291/4292

いモ。

 いつものバス停にて――


「ハ~ゲンでアキのしんさくかぁ~……」

 イブキがアイス系の話題を集めたアプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「サツマイモずきのチュ~モクのアイス『ハ~ゲンダッツ おさつバタ~&クッキ~』がファミマげんて~でハンバイ。サツマイモブ~ムのおかげでできたショ~ヒンかぁ~……」

 そんな事を言いながら、続きを読み進める。


「あけると、なかにはたっぷりのバタ~キック~とむらさきいもクッキ~の2シュルイがはいっており」


「そのしたにあるのは、むらさきイモコ~ティングされたソ~で、おさつバタ~アイスのあいだにミツイモソ~スがねりこまれた」


「そしてたべシュンカンにアイスのノ~コ~さ、サツマイモのジョ~ヒンのあまさにバタ~のふかいコクがくわわり、ノウミツなうまみがひろがる、クリ~ミ~でなめらかなしたざわりのなかにクッキ~のザクザクとしたショッカンがいいアクセントかぁ~……」


「ゴクジョ~のまんぞくかんをあたえてくれるシンサクのアイスは14ニチから――もうでてるんだねぇ~」


「とりあえず10コほどかくほかなぁ~……」

 商品画像を見ながら、そういうイブキだった。

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