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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
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とりぷル。

 いつものバス停にて――


「かつやが肉の三王者を集めたものをだしているっ⁉︎」

 月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「秋の食欲を満たして贅沢な肉づくしか〜……イイわね〜……こ〜ゆ〜のがいいのよっ‼︎」

 瞳をマンガ肉にしながら、そういう月夜。


「二〇二五年の一〇月一〇日から、牛豚鶏の三種を韓国風にアレンジした『牛豚鶏のプルコギビビンバカツ丼』が販売」


「見た目も味もインパクト大の商品か〜……」

 そんな事を言いながら、続きを読み進める。


「『牛豚鶏のプルコギカツ丼』は甘辛く味付けされた牛肉プルコギ、ヤンニャムソ〜スで仕上げた鶏の唐揚げ、そしてかつや定番のロ〜スカツを豪快に盛り付けた一品。仕上げにはビビンバソ〜スと韓国味つけ海苔がつくか〜……海苔なんかよりカルビつけてほし〜わよね〜……」

 そんな無茶な要求を口にしながら、


「温泉たまごの有無を選べる。そんなのつけるに決まってるじゃない。つけて肉がおいしくなる物はつけるわよ」


「また定食も選べるので、ごはんのオカズとしてシッカリと味わいたい人にはこちらがおすすめか〜……」


「ん〜……たべにくそぉ〜だねぇ〜」

 画像を見ながら、そういうイブキだった。

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