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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
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ごぼウ。

 いつものバス停にて――


「ロッテリアが秋の新作バ〜ガ〜を発表っ⁉︎」

 月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「ロッテリアか〜……夏にはウナギバ〜ガ〜だして話題だったわね〜……秋のバ〜ガ〜か〜……」

 そんな事を言いながら、続きを読み進める。


「夏にウナギで秋だから……? はっ!」


「ま、まさ松の茸かしら? 松茸かしら? 一個三〇〇〇円の松茸バ〜ガ〜かしらっ!」


「秋の収穫――ゴボウバ〜ガ〜……ゴボウ……」


「秋に旬をむかえるゴボウとニンジンを使った和風バ〜ガ〜を販売……いや、秋で旬だケド……この書き方は松茸バ〜ガ〜じゃない?」


「ん〜……ケッコ〜おいしそぉ〜だよぉ〜」

 隣でイブキがそんな事をいう。


「一応、確認してみようかしら?」


「『鶏ごぼうバ〜ガ〜』店内仕込みのチキン竜田に国産ゴボウとニンジンにシャキシャキ食感のキンピラを合わせたか〜……まあ、チキン竜田は良さそうだケド……」


「『牛カルビゴボウバ〜ガ〜』っ! イイのあるじゃないっ!」


「ハンバ〜グパティに甘辛く味つけた牛カルビと、キンピラ、レタス、特製テリヤキソ〜ス、マヨネ〜ズで仕上げたバ〜ガ〜か〜……」


「まあ、牛カルビは食べてみようかしら……」

 そんな事をいう月夜だった。

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