表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
4278/4290

たべほ~だイ。

 いつものバス停にて――


「うな重食べほ~だいっ!?」

 月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「そ、そんな事が……できるのかしら……?」

 そんな事を言いながら、続きを読み進める。


「埼玉県さいたま市の伝統食文化である『浦和のうなぎ』を満喫してもらおうと、一八八六年創業の老舗中の老舗が創業一三九年を記念した『うな重食べほ~だい』イベントを開くっ! ホントっぽいわね」


「イベントは今回で五回目――そこそこやってたのね~……」


「過去四回の参加者は三万二〇〇〇人――」


「かなりサンカしてんだねぇ~」


「まあ。ウナギ食べほ~だいなら、日本国民全員が押しかけてきても仕方ないわ。むしろ、トランプさんやイ~ロンマスクも並んでるビックイベントよ」


「あのふたりはならばないようなきがする……」


「制限時間は四五分か~……五〇……六〇はいきたいところね~……」


「1パイ1ぷんかかんないのっ!?」

 月夜の目標スコアに驚くイブキ。


「昨年はおよそ三キログラム――七食を完食した参加者もいたか~……四五分で七食か~……」


「まあ、そんなもんだよねぇ~」

 そういうイブキだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ