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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
4267/4290

カ。

 いつものバス停にて――


「ウチのバ~キンが店舗拡大か~……」

 月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「九月から一〇月にかけて八エリア十二店舗を出店するか~……もう、マックみたいに増殖に増殖しまくってもいいわよね~……一個の市に三〇のバ~キンとか義務化されないかしら?」

 月夜がそんな事を言いながら、続きを読み進める。


「現在は全国に三〇八店舗あり、二〇二八年末までに六〇〇店舗まで拡大させる予定か~……」

 月夜がそんな事を言っている隣では、


「ヤクザイ・デンキふよ~ミズをいれておくだけでカをゲキタイできる『でちゃいカン』かぁ~……」

 イブキがテクノロジ~系ニュ~スの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「ミズをいれておいておくだけでカをクジョできる……ホントならまさにカガクのショ~リだよねぇ~……ジンルイしじょ~もっともヒトをころしている、たいりょ~サツジンせ~ぶつの『カ』」


「アメリカぐんがDNAをかきかえてなんぜんびきのチをすえない『カ』をつくってゼツメツにのりだしたけど、なんなくトッパしてきた、でんせつのマチュ~『カ』」


「そんな大層な存在なの?」


「魔蟲とかっていわれると人のサイズぐらいあって、大量で――」


「それはファンタジ~。げんじつはちいさいモノでもあなどれないんだよぉ~」

 蚊に好まれるイブキがそういうのだった。

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