表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
4259/4291

あげあげさイ。

 いつものバス停にて――


「ファミチキ食べほ~だいっ!?」

 月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「ど~ゆ~事かしら? ファミチキなんってお金さえあればいつでもでこでも食べほ~だいなんだケド……」


「深夜帯のタイミングに油変えのときは――でも、大抵は片方づつ洗っててベテラン店員なら二四時間三六五日対応してくれるわよね?」

 そんな事を言いながら、続きを読み進める。


「ファミマは『ファミチキ あげあげ祭』として初のファミチキ食べほ~だい企画『夢のファミチキ食べほ~だい』を全国一〇ケ所で行う……全店舗じゃないのね~……」

 心底、残念そうに、


「ファミマの看板商品であるファミチを心ゆくまで堪能できる! ファミマ史上初のファミチ食べほ~だい企画っ!?」


「二日間しかないのと全店でじゃないのが不満だケド、十分すっごいわよね~」


「制限時間三〇分の間、ファミチとファミチキレッドが食べほ~だいっ!? 三〇分は短いわね~……常に五個づつ確保しててくれるのかしら?」


「さらにファミチキバンズも二個まで用意――いや! パン食べるならファミチキよ! バンズは終わったあとに別でファミチキ買って挟んで帰り道で食べるわっ!」


「参加費が一〇〇〇円なのは嬉しいわね~……毎日行くわ」

 そういう月夜だった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ