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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
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はっしョ〜。

 いつものバス停にて――


「なぜ牛タンは仙台の名物なのか?」

 月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「九月十日は牛タンの日? なんでかした?」

 そんな事を言いながら、続きを読み進める。


「九月十日はギュ〜テン――語呂合わせで牛タンの日……ちょっと苦しいわね〜……」


「まあ、いいわ。そのため九月十日には牛タンを使った、様々なイベント行われたか〜……その中になぜ、牛タンが仙台名物になったかといy言及まであったか〜」


「牛タンのおいしさが認識されはじめ――もともと、焼肉では定番よね〜。まず、牛タンいって準備運動してからカルビとか重いやつ――でも、牛タンがまずいワケじゃないのよね〜……前座といえばアレだけど、他が強いのよね〜」


「牛タンもぜんぜんメイン張れる実力があるし、ぜんぜんメインでもいいわよ。食べほ〜だいも牛タンフェアやってるし」


「コロナ前と比べて価格が二倍にあがってるか〜……牛タンに予防効果でもあるのかしら?」


「もともと終戦直前の仙台空襲のときに誕生した。空襲でなにもなくなってしまったが、炭と網と鶏肉があれば焼鳥屋をはじめられ、 当時爆発的な数になった」


「その中の一人が誰にもできないことをしようとして、当時安かった牛タンをガスは高級だったので炭火焼きで焼き、火が通りやすいように切れ目をいれて提供されはじめたか〜……」


「いま考えたら炭火焼き牛タンのほうがガス焼きより高級よね〜」

 そういう月夜だった。

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