表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
4249/4294

きのコ。

 いつものバス停にて――


「しゃぶ葉で秋のキノコと鴨肉フェア?」

 月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「しゃぶしゃぶ食べほ〜だいのしゃぶ葉は九月十一日より秋のキノコよ鴨肉フェアを開催。今回のフェアでは鴨肉や六種類のキノコ。イベリコ豚など秋の味覚が楽しめるか〜……」


「問題は六種類の中に松茸がはいってるかよね〜……」


「フツ〜にかんがえたらはいってないよねぇ〜」

 隣でイブキがそんな事をいう。


「合鴨肉を中心にタンパク質と鉄分を大きく含む栄養豊富な六種類のキノコが提供される」


「鴨肉か〜……おいし〜のよね〜……ただのチキンとは違って、鴨鍋とか主役になれる器よね〜」


「もう鶏なかの鴨じゃなくって、ひとつの鴨っていうジャンルになるおいしさよね〜」


「六種のキノコは――シメジ、えのき、キクラゲ、茶えのき、クリ〜ム色舞茸、白キクラゲの六種類……」


「まあ、最近は舞茸も結構高いし、十分なんだケド〜……やっぱり秋でキノコっていわれると期待しちゃうわよね〜……松茸」


「早く養殖できないかしらね〜?」


「遺伝子操作して水かけてほっとけば、二個に増える松茸とかできないかしら?」


「それマツタケっていわないとおもう」

 隣でそういうイブキだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ