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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
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こすとかっト。

 いつものバス停にて――


「九月四日よりすき家で牛丼が値下げっ⁉︎」

 月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「牛丼が値下げなんって……っ⁉︎」

 驚きの表情で記事を見つめる。


「嬉しいケド、スタッフさんの給料に影響しないわよね? 牛丼をつくる人達は日夜押し寄せる肉マニアの世話をする聖職者なのよ。絶対に彼等の給料を下げてはいけないわ」


「九月四日の午前九時から新価格へっ! そ〜よね〜……すき家はずっと二四時間だったものね〜……最近になって、ようやく一時間掃除のために閉店になるようになったもの……ほんと、すごい人達よ」


「値下げにふみきった理由としては、昨今原材料費やエネルギ〜コストなどの上昇による物価高が続いてる経済環境をを挙げ、すき家の牛丼をより多くのお客様に手頃な価格でお楽しみいただけたいとコメント」


「また国産のコシヒカリ、ひとめぼれなど厳選の国産ブランド米をつかっており、味や品質は落とさずに価格だけ落としたか〜……」


「ますます心配よね〜。牛丼製造機をはやく開発させないと! 税気を――国費を投じて製造しないとっ!」

 そんな事をいう月夜だった。

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