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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
4239/4291

なゾ。

 いつものバス停にて――


「ペプシのナツゲンテ〜フレ〜バ〜が3イにランクインっ⁉︎」

 イブキがコ〜ラの話題ばかりを集めたアプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「しんショ〜ヒンランキング、1いは――『ハ〜ゲンダッツ ミニカップぎょくろ』アイスじゃん⁉︎ 」


「あぁ〜……しんショ〜ヒンだからドリンクとかポテチとかぜんぶってコトかぁ〜……」

 そんな事を言いながら、続きを読み進める。


「2いはサントリ〜から『−196 シャインマスカット 350ミリかん』? こんなんあったっけ?」


「お酒じゃない? アルコ〜ルコ〜ナ〜でそんな缶みた事あるよな気がするわ」


「月夜おさけのむのっ⁉︎」


「併設されてるおつまみコ〜ナ〜のビ〜フジャ〜キ〜やカルパスを見てるときよっ!」


「そして3いに『ペプシZERO peach 600ミリ』かぁ〜……ペプシにしてはせめてないなぁ〜……」


「またのみたいよねぇ〜……ペプシのまずいコ〜ラシリ〜ズ……」


「まずいのよね?」


「まずいよぉ〜。キュ〜カンバ〜、きゅ〜りのアジがするのだったり、そのまんまシソのあじがしたシソだったり」


「スパイシ〜だったレッド。くちのなかがトロピカルフル〜ツだったカ〜ニバル」

 なぜか嬉しそうに楽しそうに語る。


「まずいのよね?」

 再び同じ質問をする月夜。


「まずいよぉ〜」

 嬉しそうにそう答えるイブキだった。

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