れんきんじゅツ。
いつものバス停にて――
「ついにレンキンジュツのヒガンがたっせ〜っ⁉︎」
イブキがテクノロジ〜系ニュ〜スの中にあった、そんな記事を読んでいた。
「つ、ついに――」
「けんじゃのイシがっ⁉︎」
「黄金の精製って書いてあるわよ」
隣でそう水をさす月夜。
「きん――ゴ〜ルドかぁ〜……そ〜いえば、もともとレンキンジュツってゴ〜ルドをつくるのがモクテキだっけ?」
思い出したかのようにそういうイブキ。
「スイギンをつかってゴ〜ルドをつくるホ〜ホ〜かぁ〜……」
そんな事を言いながら、記事を読み進める。
「サンフランシスコにキョテンがあるエネルギ〜け〜スタ〜トアップがコ〜カイしたロンブンにはカクゆ〜ゴ〜をつかってスイギンをゴ〜ルドにかえるケンキュ〜かぁ〜……でも、ユ〜ゴ〜ロをつかうとなると、ケッコ〜たかいよねぇ〜」
「つかうのはスイギン198でこれをユ〜ゴ〜ロにいれて、ショ〜ゲキとチュ〜セ〜シをくわえ、スイギン197にヘンカさせる。このスイギン197はフアンテ〜なためにキン197へとヘンカするかぁ〜……」
「ヘンカにかかるジカンは64ジカン……」
「このセ〜セ〜されたゴ〜ルドはコ〜ノ〜ドのホ〜シャセンをだしており、やく20ネンのホカンがヒツヨ〜……」
「できるケド、課題が多そうね」
そういう月夜だった。