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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
4231/4290

さ~ろいン。

 いつものバス停にて――


「ブロンコが厳選サ~ロインか~……」

 月夜がいつになく真剣な表情でそんな記事を読んでいた。


「サ~ロインはね~……」

 言葉を切って貯めた後に――


「おいし~のよ」

 そんな事を言う。


「ステ~キハウスのブロンコが八月二二日より『炭火焼極撰サ~ロインステ~キ』と『肉厚とろあじフライ』を販売するか~……良さそうよね。サ~ロイン」


「アジは?」


「『炭火焼極撰サ~ロインステ~キ』は産地を訪問し厳選しており、赤きと脂身に甘みを感じられるサ~ロインを使用。炭火焼で外はカリっと中はジュ~シ~に焼き上げている。ハンバ~グのコンビメニュ~も揃え、両方楽しめるようになっているか~……ハンバ~グとのコンビか~……サ~ロインの極上な肉汁や脂を混ぜ肉のハンバ~グでごっちゃにするのはな~……肉量あがるのはいいだケドね~」


「たべないの?」


「サ~ロイン頂くまえに前菜として食べるわ」


「ニクのまえにニクっ!?」


「四〇〇グラムで六三五八円か~……一五〇〇〇円ぐらいかしら?」

 月夜が頭の中で一キロ食べる計算をするのだった。

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