たべもノ。
いつものバス停にて――
「ハッピ〜セットのポケモンもんだい――ポケカそ〜ど〜もまだまだあついのにだい2だんやってたんだっ⁉︎」
ゲ〜ム系ニュ〜スの中にあった、そんな記事を読んでいた。
「8ガツ8ニチにおこったハッピ〜セットについてくるポケモンカ〜ド。じぜんにフリマアプリなどとレンケ〜しててモンダイはおきないといってたマックがわのいけんとはちがったけっかになったかぁ〜……」
「まあ、そのまえに『ちいかわ』とか『カ〜ビィ』がって、こんかいだからねぇ〜……さすがにね〜」
「げんばスタッフからホンシャにクレ〜ムいれて、げんばにいわれてもかえられないっていったコメントもXであったよねぇ〜」
「あとはガイコクじんがタイリョ〜にかいしめて――」
「食べ物を放棄して帰った……だと……っ⁉︎」
般若の形相をした月夜がしぼり出すかのようにそういう。
「買い占め、転売――まあ、いいでしょう」
「よくないよっ!」
「食べられる物を放棄して帰っただとっ⁉︎ そんなやつなにもない無人島の岩だけのところに置き去りにして、何ヶ月か放置して、自分の足を食べるぐらいしかない環境に放りこめなさいよっ!」
「それワンピであったよ」
「食べ物を大事にして、食費ロスに力をいれている。食べ物を大事にする国日本にこんな人はいらないっ!」
「そんなフレ〜ズはじめてきいたケドねぇ〜」
あまりの憤りにお株を奪われってしまうイブキだった。