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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
4208/4290

ぽてト。

 いつものバス停にて――


「フライドポテトのMサイズがすっぽりとおさまる、Switch2Joy-Conホルダ〜?」

 イブキがポテトの話題ばかりを集めた変なアプリでそんな記事を見つけた。


「おぉ! ポテトとSwitch2――イブキさんのすきなモノがガッタイしてるっ!」

 そんな事を言いながら、続きを読み進める。


「ゲ〜ムのおともにつまむモノかぁ〜……ポテチ、ポテト、チョコ、アポロ、きのこのサト(たけのこのヤマ)……」

 なぜか菓子の外箱と中身を入れ替えて食べるイブキの癖のせいで妙な商品名になる物がある。


「このほど、3Dプリンタ~にSwitch2のジョイコンとガッタイできるポテトホルダ~がっ! これさえあれば、コントロ~ラ~をはなさずにポテトがたべれるっ!」


「へぇ~……スイッチの画面部分がポテトホルダ~になってて、そこにポテトを収める事ができるんだね~」


「そそ。コントロ~ラ~でゲ~ムしながら、まんなのポテトにクチをもっていけば――そのままガシガシ!」


「あるイミ、これがゲ~ムポテトのキュ~キョクけ~かもしれないっ!?」


「ゲ~ムポテトってなに?」


「あとはコ~ラをうまくのむホ~ホ~さえカクリツできたなぁ~……トランプさんの『コ~ラボタン』うってくれないかなぁ~?」


「それ買っても、コ~ラもってきてくれるサ~ビスまでないわよ、きっと…」

 そういう月夜だった。

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