おずわるド。
いつものバス停にて――
「ウチュ〜でつくられたアイスはヒトアジちがう?」
イブキがテクノロジ〜系ニュ〜スの中にあった、そんな記事を読んでいた。
「ウチュ〜でつくられたアイスはチジョ〜でつくられたモノよりはぜんぜんちがうモノになる? ヘェ〜……なんかちがうのかなぁ〜?」
イブキが水をエアロックから排出させて、宇宙空間で凍らせるイメ〜ジをしながら、
「フランスのボルド〜だいがくでおこなわれたケンキュ〜ではアイスクリ〜ムのこおりケッショ〜をセイチョ〜ににかかわるソ〜テンイがチキュ〜とウチュ〜ではぜんぜんちがう? そうなんだねぇ〜」
わかってるのかわかってないのかわからない表情で、
「ウチュ〜でつくったときはこおりのリュ〜シがキンイツになるかぁ〜……あれかっ! つきのテ〜ジュ〜リョクでつくられたキンゾクはすっごいかたい、ガンダニュウムりろんっ!」
「また、このちがいはこおりだけじゃなく、ゴ〜キンのケッショ〜などにもあてはまる。まさにだねっ!」
「アイスクリ〜ムのショッカンをきめる『オズワルドじゅくせ〜』――そっか、そっか。オズワルドかぁ〜……」
「オズワルドじゃしかたないよねぇ〜……」
その後につづく分子の結合理論うんぬんを読まずに記事を閉じるイブキだった。




