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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
4204/4291

しじソ~。

 いつものバス停にて――


「ウチのバ~キンが新作っ!?」

 月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「今度は、どんな肉々しいバ~ガ~なんだろ~?」

 そんな事を言いながら続きを読み進める。


「バ~キンが七月十八日から期間限定で販売んする『スモ~キ~フライドチキンバ~ガ~ズ』……チキンか~……」

 記事を読みながら、残念そうな表情を浮かべる。


「そこは一〇〇パ~センットビ~フパティを推し出していってほしかったわね~……チキンか~……」


「鶏のムネ肉――しかも、淡泊で脂の少ない健康的な部位っ!?」


「それっていいことなんじゃないのぉ~?」


「バ~キンに来る人はみんな肉々しい物を求めてくるのよっ! そんな健康とかサラダとか葉っぱとか大豆ミ~トとかこないのよっ!」

 そんな極論を言う月夜。


「鶏のムネ肉一枚を使用したチキンパティか~……同じチキンでもドラムやリブ、ウィングやサイのがいいのに……」


「とくにサイかドラムよね! お尻か脚。イイ感じにアブラがでて味もシッカリしてる……」


「フライドチキンの鶏胸肉禁止法案を国会で議論すべきよっ! もし、フライドチキンの胸肉禁止を掲げた政治家いたら絶対応援しちゃうわっ!」


「すっごいうすそぉ~なシジソ~だねぇ~」

 隣でそういうイブキだった。

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