でばいス。
いつものバス停にて――
「で、ドリ〜ムレコ〜ダ〜だよっ!」
昨日逸れてしまった、話題を思い出すイブキ。
「おなじユメをジユ〜にすきなときにみたり、ユメのつづきをみたりするユメのキカイっ!」
「AIをつかえばジツゲンするかも?」
そんな事を言いながら、続きを読み進める。
「オランダにあるデザインスタジオが『ドリ〜ムレコ〜ダ〜』をハッピョ〜した。このガジェットはユ〜ザ〜がみたユメをたんぺんド〜ガにしてくれる……なんかおもってたのとちがうなぁ〜……」
大袈裟なヘッドギアを装着して、物々しいコンピュ〜タに繋がれ、とても寝れるような気がしないベッドが置かれた研究所をイメ〜ジしながら、
「つかいかたはシンプルであさおきたら、いまみたユメのナイヨ〜をデバイスにはなすと、それにあわせてド〜ガがサクセ〜されるしくみ……なんかちがうなぁ〜……」
「そもそもユメっておきたらおぼえてないよねぇ〜? たまにおぼえててもイチブだけとか、さいしょからサイゴまではさすがにおぼえてないよねぇ〜」
「ウチはいつも肉々しい夢だケド……」
「とりあえずゾンビでてきて……ブキもでてきて……」
「肉がおいし〜?」
「なんかゾンビがわのはなしになりそぉ〜……」
そういうイブキだった。




