ふぁ~すとふ~ド。
いつものバス停にて――
「男性に聞いた一番うまいとおもうハンバ~ガ~チェ~ン?」
月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。
「そんなのもう――バ~キンでしょ!」
「フツ~にマックじゃない?」
隣でそんな事をいうイブキ。
「男性よ。ニクニクばっかりいってる男性よ。そんなの一〇〇パ~セントビ~フパティを使ってるバ~キンしか食べないでしょ! もうバ~キン以外のハンバ~ガ~が好きなんって人は男性じゃないわっ!」
そんな問題発言を平然とする。
「五位はロッテリア――へぇ~……もうちょっと上だと思ったケド、最近はうな丼バ~ガ~とかあってロッテリアは割といいのよね~……」
そんな事を言いながら、続きを読み進める。
「四位はフレッシュネスバ~ガ~――ぜんぜん知らないわね~……どこにあるのかしら?」
「三位はバ~ガ~キング……」
「二位がマックなのね~……ここでマックでてくるのね~……まあ数が多いから全国にどこでもあるしね。アメリカじゃ水も電気もないような畑のど真ん中にあるぐらいだし」
「一位はバ~キン――」
「モスバ~ガ~ってかいてるよぉ~。テリヤキバ~ガ~をカイハツしたトコロでバンズのかわりにコメではさむ『モスライスバ~ガ~』などもニンキだって」
横からそういって記事を読むイブキだった。
 




