表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
420/4313

しんれ〜ど〜が。

いつものバス停にて――


「おぉ! がいこくでわだいのシンレ〜ド〜ガがあるんだっ⁉︎」

と、いうイブキの呟きを耳にすると、若干距離を取る月夜。


「へェ〜……3つのカガミをあわせたよ〜なサンメンキョ〜のカガミにうつるオンナのこのうちひとつがこちらをにらむよ〜にうつってんのかぁ〜」


「………………………………………………」

月夜はイブキのほうに背を向けて、耳にはBluetoothワイヤレスのヘッドホンを着けていた。

艶があり、柔らかそうポニ〜テ〜ルの髪が風もないのに左右に揺れているのは、聴いてる音楽に合わせてか、イブキの呟きで身震いしてか――?


「ねぇねぇ月夜」

構ってくれない月夜に業を煮やしたイブキが直接尋ねる。


「月夜はみたくないの? チョ〜こわいシンレ〜ド〜ガ」

イブキ言葉に振り向く月夜は、


「こ、こわいのホント……ダメ……だから……」

 瞳に涙を湛えたまま、そう訴えかける月夜に少し反省するイブキだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ