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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
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はんがク。

 いつものバス停にて――


「しゃぶしゃぶの温野菜、平日食べほ〜だいっ⁉︎」

 月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「イイわね〜。中高生じゃそんなに食べられないモンねぇ〜」


「むしろ、ウチ等みたいな中高生で女子はもっと食べられないから、三分の一でもいいじゃないかしら?」

 そんな無茶な事を言いながら、続きを読み進める。


「しゃぶしゃぶ温野菜は七月二十二日から八月八日までの間に公式アプリ会員で中高生が半額になるク〜ポンを配布! 使用のさいは年齢を確認できるものの提示を求められる場合もある」


「ただでさえ中高生の溜まり場がもっと拡大しそうだねぇ〜」


「まあ。ガストやスタバよりもいちばんやすいコ〜スならコスパいいもんねぇ〜……ジカンないはたべほ〜だいだし」


「しかも、半額になるなら一番いいコ〜スいくわよね〜……」


「霜降り黒毛和牛コ〜スいくわよね!」


「いくかなぁ〜? 3240エンだよぉ〜」


「元値は六四八〇円よ! いくでしょ! 黒毛和牛よっ! 霜降りなのよ」


「いい肉なのよ」


「でも。温野菜って近くにあったかしら?」


「だいカイジュ〜月ラがほろぼしたねぇ〜」

 そんな事をいうイブキだった。

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