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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
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れいしゃブ。

 いつものバス停にて――


「丸亀で冷たいうどんかぁ〜……」

 月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「期間限定でつめたい旨塩うどんが登場。この時期多いわよね〜……暑い時期に冷たい物――それはわかるケド……アッサリした物はわかんないわよねぇ〜……」


「わかんないんだっ⁉︎」

 イブキがまるで異星人でも見るような目で。


「アッサリした物って栄養ないじゃない。だから、より体力落ちちゃうじゃない。だから冷たくして栄養タップリ……」

 少し考えてから、


「冷しゃぶとか? 茹で肉を氷水でキュと締めていただく――これ考えた人はきっとノ〜ベル賞もらってると思うわっ!」


「ノ〜ベル肉で賞。最高の考えよね〜アツアツのものを急速に冷やして旨味を閉じ込めるとともに食べやすくする」


「ただ冷ますだけじゃなくって、氷水でキュといくのがイイわっ! 冷しゃぶはホント夏の風物詩よね〜……」


「そんなにフキュ〜してるかなぁ〜?」


「じゃ、この暑いのに熱々のまま食べるの?」


「そもそもニクたべないんじゃない?」

 そんな事をいうと今度は月夜が異星人でも見るかのような目で見返すのだった。

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