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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
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うなぎとざりがニ。

 いつものバス停にて――


「てんやが鹿児島県産のウナギの天丼と海老とウナギのあいもり丼が販売か〜……」

 月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「七月十八日より八二〇〇食限定で販売する。あんまり数ないわね。二日かもしくは一日で終了する量よ」

 そんなウナギの底力を疑わない月夜。


「ウナギが二切れで二三〇〇円……プラス二百円で海老天がつく感じね〜……コスパは悪いわよね〜……ウナギにコスパ考えちゃダメだケド〜……」

 そんな事を言いながら、続きを読み進める。


「ふっくら食感の鹿児島県産ウナギ蒲焼を衣でつつみカラっと天ぷらにして、錦糸卵を敷いたゴハンのうえにのせ天丼てんや特製の甘辛ダレにはウナギのエキスを加えてさらに相性をあげたか〜……これは期待できそうね〜」


「年々ウナギが高騰してる中で食べる機会が減っていくわよね~……」


「やっぱり、早くウナギの完全養殖化をっ! そして逆に中国とかに輸出すればっ! さらにザリガニも中国へもっていけばっ!


「そ~いえば、たんぼでザリガニがゆであがってるみたいだねぇ~……イネにヒナンするようにあつまってるガゾ~あったなぁ~」


「じゃ、そのまま輸出できるじゃない! 田んぼから直送!」

 そういう月夜だった。

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