よこづナ。
いつものバス停にて――
「日本相撲協会とバ~キンのスポンサ~契約っ!?」
月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。
「様々な商品が思い浮かぶわね~……横綱級の超超重量級バ~ガ~とかちゃんこバ~ガ~……そして、そして――国技館内にバ~キンがオ~プンっ!」
そんな妄想を口にしながら、続きを読み進める。
「直火焼きの一〇〇パ~セントビ~フパティを豪快に五枚っ!? 五枚か~……」
「豪快に五枚重ねた横綱級の超大型バ~ガ~がバ~キンから登場。日本相撲協会とのスポンサ~契約を記念して誕生した『BABY BODY BURGER』七月一一日より期間限定、数量限定で販売」
「この『ベビ~ボディバ~ガ~』は直火焼き一〇〇パ~セントビ~フパティを五枚重ね、スモ~キ~なベ~コンを四枚っ!? さらに追い肉きたか~……」
「チェダ~チ~ズスライス四枚、ピクルス、レタス、トマトをマヨネ~ズやケチャップに白ワインビネガ~の酸味と刻みピクルスの食感が効いた『特製オ~ロラソ~ス』が味の決め手になっている」
「総カロリ~は一八七六カロリ~に六六八グラムの重量か~……とりあえず試しに三個かしら? いや五個かしら?」
画像を見ながら、そんな事をいう月夜だった。
 




