さいズ。
いつものバス停にて――
「ねんかんに9000マンこうれている、サクっとショッカン『ポテトフライ』はなぜコブクロタイプしかないのか?」
イブキがスィ〜ツ系の話題を集めたアプリの中にあった記事を読んでいた。
「たしかに〜……あんだけうれてたら、おおきいサイズだしてもうれるよねぇ〜」
そんな事を言いながら、続きを読み進める。
「ビッグ、メガ、ギガ、ジャンボだいよ〜りょ〜のおかしがおおいなか、かたくなにコブクロサイズしかないおかし――ことしハンバイ45シュ〜ネンをむかえる『ポテトフライ』だ」
「単純に考えると人気ないから、大きいサイズださないって事もあるわね」
隣でそんな事をいう月夜。
「ハンバイと〜しょはダガシヤむけだったが、いまではコンビニ、ス〜パ〜などでも見かける」
「ねんかんに9000マンもうれている――9000マンもうれているチョ〜ニンキしょ〜ひんなのにコブクロタイプしかない」
人気ぶりをアピ〜ルするイブキ。
「『ポテトフライ』はタテ14センチ、ヨコ10センチ、サクッとまるくておいし〜ポテトフライが4マイはいっている。アブラっこくもなくヒトフクロて〜どならペロっといってしまう……きえちゃうよねぇ〜……」
「でかいサイズがないのはいまの4マイからおおくすると、われリスクがぞ〜かするからっ!」
「そっか! さいごまでたべるヒトのコトかんがえてたんだっ! さすがっ!」
そういって納得するイブキだった。




