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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
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てんポ。

 いつものバス停にて――


「ファイナルファンタジ〜タクティクスは9ガツ30ニチかぁ〜……ドラクエよりまえなんだねぇ〜」

 イブキがゲ〜ム系ニュ〜スを見ながら、そんな声を洩らした。


「1ツキあそべるかなぁ〜……スパロボもどっかでるんだっけ? あっついナツになりそぉ〜だよねぇ〜……アイスいっぱいかって8ガツは1ぽもでないかんじかなぁ〜……?」

 そんな全力インドア宣言をしながら、


「もうナツヤスミはあっつくなったときからでイイよねぇ〜。35°こえたらやすみっ!」

 イブキがそんなコトをいっている隣では、


「ウェンディ〜ズチリバ〜ガ〜がおいし?」

 月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「五月十五日から看板メニュ〜のウェンディ〜ズチリを使った新作バ〜ガ〜が販売されているか〜……」


「二〇〇九年に日本から撤退したハンバ〜ガ〜チェ〜ン、ウェンディ〜ズ。いまはファ〜ストキッチンとダブルネ〜ムで展開している。へぇ〜……そ〜だったのね〜」


「ウェンディ〜ズチリもはや説明不要の長年愛され続けている看板メニュ〜……? そ〜言われても近くに店舗がないんじゃね〜……」


「イブキさんはこのレモンあじポテトのがきになる」

 画面の隅を指しながら、


「まあ、店舗が近くにないから食べようがないわね〜」

 残念そうにそういう月夜だった。

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