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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
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わりあイ。

 いつものバス停にて――


「セブンで若鶏のからあげ一個増量か〜……」

 月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「セブンイレブンは『若鶏のからあげ』増量キャンペ〜ンとして、五個いりから期間限定で六個にするキャンペ〜ンを二十日から開始」


「ただの唐揚げじゃなくって若鶏ってのがイイわよね〜……しかも、モモとムネといった部位ごとに選べるのがイイわよね〜」


「通常は適当に様々な部位がはいちゃってるわよね。「あっ! ここは味が濃くって油がすごいわ。モモかしら?」とか「ここは蛋白で味気ないわね。ムネかしら?」みたいな感じで食べながら、部位をイメ〜ジするわよね〜」


「からあげたべて、そんなコトかんがえてんだぁ〜……」

 隣で驚きの表情でそういうイブキ。


「セブンのからあげは鮮度のよい鶏肉に薄い衣をつけ低音でじっくり加熱し、ジュ〜シ〜な肉汁とプリっとした肉の食感を味わえるか〜……」


「モモはシンプルな醤油ベ〜スの味つけ、ムネは塩麹浸けて生姜風味の味つけか〜……」


「ど〜せ、どっちもたべるんでしょ〜?」


「モモ三のムネ一ね」

 そんな割合を口にする月夜だった。

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