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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
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ぽてとまン。

 いつものバス停にて――


「300テンポいじょ〜、1600シュルイいじょ〜のポテトをたべたポテトマンやましたさんがおしえるオススメチェ〜ンてんかぁ〜」

 イブキがポテトの話題ばかりを集めたアプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「フライドポテトがすきすぎてジブンでフライドポテトやをだしてしまうほどのポテトマンやましたさん」


「そんなポテトマンもかつてはイッカイのポテトずき――『ほかのヒトよりかなりすき』といったレベルだった。2017ネンごろはポテトをうるショ〜バイをしていて、まいにちたべていた……ゆめのようなショクギョ〜だよねぇ〜」


「しょっちゅうたべててフツ〜ならあきるトコロをイッコ〜にあきなかったかぁ〜……ポテトはね、そのヒのシオかげんや、シツドによってカリカリどやシナシナど、シオっけがちがうからおないミセ、おなじヒでもいっぽんたりともおなぞポテトなどソンザイしないんだよっ! イチゴイチエなんだよっ!」


「そのハコのポテトをたべつくして、つぎのハコへいきときは――」


「そんなに何個もポテトばっかり食べる人はそういないわよ」

 隣でそういう月夜。


「べつのハコにいくときはイチマツのさびしさとあたらしいポテトのであいをキタイするワクワクかんでいっぱいなんだよぉ〜」


「ポテト二箱でずいぶん壮大な事考えてるのね」

 冷静にそういう月夜だった。

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