ぼくめツ。
いつものバス停にて――
「Switchつぅ〜」
イブキがそんな声をあげる。
「ついに、ついに――キョ〜はつばいっ!」
器用に両目を『祝』『Switch2』という形にしながら、
「しかし、フリマアプリではテンバイがあいついでいるかぁ〜……」
苦悩に満ちた表情でそんな記事を読んでいた。
「ニンテンド〜があんなにテンバイたいさくしたのになぁ〜……フリマアプリもヤフ〜はSwitch2のシュッピンをキンシしてるけどぉ〜……メルカリとラクマじゃケ〜コクぶんがでるだけだもんねぇ〜」
「やく5マンエンのところを7マンでうりだしちゅ〜かぁ〜……」
「ニンテンド〜がザイコめっちゃつくるっていってたから、あしたあたり、またチュ〜センはんばいしないかなぁ〜……? もう、まいにちチュ〜センしてテンバイやからかわないようにして、ほろぼしてくれるとイイよねぇ〜」
「あとテンバイはハッカクしたら、サイバンなしのシケ~でいいよ。とりあえずはテンバイのエジキにならないようにリョ~サンたいせ~をつくってからハンバイするっていったニンテンド~をしんじて、コ~シキからテキセ~カカクでかうコトだよねぇ~」
家にSwitch2の宅配が届いたメ~ルを確認しながら、そういうイブキだった。




