ちょコ。
いつものバス停にて――
「ココイチが五月二三日より『ホロ肉ドカンとガ~リック&ペッパ~カレ~』を販売か~……」
月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。
「二〇二三年から定期的に販売する人気シリ~ズの『肉塊プロジェクト』の第四弾メニュ~。豚肩ロ~スの肉量を四段階から選べる。イイわよね~……肉塊とか肉量とか四段階とか――」
「カレ~ライスのうえにスプ~ンでほぐれるほど柔らかい豚肩ロ~ス肉『肉塊』をのせ、ブラックペッパ~を使った甘辛い醤油ベ~スのソ~スをあわせた商品」
「イイわね~。肉塊カレ~……」
月夜がそんな事を言っている隣では、
「まるがめの『うど~なっつ』でチョコあじがフッカツっ!」
そんな記事を読んでいた。
「チョコあじなくなってたのかぁ~……てっきりずっとやってんだとばかり」
そんな事を言いながら、続きを読み進める。
「6ガツ3ニチからフッカツするチョコあじ。キジのなかにチョコレ~トあじのチップとココアビスケットをねりこみ、そとがわはココアパウダ~ときびト~ブレンドしたパウダ~をまとわせたモノ。おいし~よねぇ~」
「2024ネンの12ガツにショ~ヒンかされてたけど、フッカツをのぞむコエがおおかった……まあ、そ~でしょ。ずっとやっててもいいよねぇ~」
そんな事をいうイブキだった。




