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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
4144/4146

へんずツ~。

 いつものバス停にて――


「びくドンが『ハンバ~グ屋のメンチカツ』フェアか~……」

 月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「今年で四年目を迎える定番フェアで――へぇ~……そ~だったのね~。新たに『メンチカツペッパ~ソ~ス』と『メンチカツサンド』が加わるか~」


「今回のフェアで提供されるメンチカツはハンバ~グパティに生パン粉の衣をまとわせたもので、サクサクとした食感とジュワっとあふれる肉汁を楽しめるという――こ、これはぜひ食べておきたいわねっ!」

 月夜がそんな事を言っている隣では、


「コ~ラとポテトがヘンズツ~にコ~カありっ!?」

 イブキがコ~ラの話題を集めたアプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「コ~ラとポテトでヘンズツ~がなおる――かもしれない」

 最後のほうは早口、小声で、


「なんか詐欺っぽいわね~」


「コ~ラにふくまれるカフェインはケッカンのシュ~シュクザイとしてサヨ~する。ダイド~ミャクとショ~ド~ミャクのキンヘキのシュ~シュクによってケッカンがせまくなるはたらきをして、ポテトのえんぶんとト~ブンでケット~チやデンカイシツのバランスをかいふくさせる――カノ~セ~があるかもしれない」

 やはり、最後は早口小声で、


「それでイブキさんはヘンズツ~なんっておこらないんだっ!」

 自信満々に言い切るイブキ。


「アンタにはそもそも脳ミソがはいってないから起こりようがないのよ」

 そう言う月夜だった。

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