表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
4143/4148

にくまつリ。

 いつものバス停にて――


「さとで『肉祭り』っ!?」

 月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「肉の三種の神器を取りそろえるさとで『肉祭り』か~……」

 そんな事を言いながら、続きを読み進める。


「五月二二日から六月二五日までの間に持ち帰りの肉丼メニュ~を販売する『肉祭り』を開催……テイクアウトか~……」

 少しガッカリしながら、そんな声を洩らす月夜。


「本フェアでは食べ応えのある肉料理が四種類登場する。まず目玉は『スタミナダブル丼』っ!? 期待できそうな名前ね~……」


「ジュ~シ~な塩ダレ牛タンとシットリと柔らかなロ~ストビ~フを一度に楽しめるメニュ~。牛タンは噛むたびに旨味が広がり、ロ~ストビ~フは肉本来のアジわいとやわらかさを楽しめる」


「『和風ステ~キ重』これもいい名前ね。和風ってステ~キはアメリカからはいってきたものだケド、いかにも昔からあります的なところがイイわよね~」


「さらに厚切り牛タンを六枚使用した『厚切り牛タン重』これもイイわね~」


「黒毛和牛を使用した『黒毛和牛すきやき重』もっ!?」


「全部買いねっ!」

 瞳をマンガ肉にしながら、そういう月夜だった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ