表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
4134/4297

ぐらんド。

 いつものバス停にて――?


「マックの『テリヤキ祭』か〜……」

 月夜がそんな声を洩らす隣では、


「マックがコ〜ラとポテトのゾ〜リョ〜っ⁉︎」

 イブキがマックの別記事を読んでいた。


「マックのMサイズポテトのやく1、7バイっ⁉︎」


「――って、Mの1.7じゃなくってLとヒカクしてよぉ〜……Mなんってキホンたのまないよねぇ〜」


「LかLLだよねぇ〜」


「LLなんってあるの?」

 隣で月夜反応する。


「Lサイズのダブルっ!」

 指を『V』の字にしながら、


「単純に二つ頼んでるだけなのね」


「そそ。ポテトはぜんぶLサイズだけでいいよねぇ〜? マックいくときにポテトたべないってありえないよっ! マックはいるも~ジド~てきにいりぐちでポテトもたせてもいいレベルだよぉ~」


「マック来た人の大勢がポテトたべてるケド……そこまで押しつけがましいとイヤね」

 隣でそんな事をいう月夜。


「え~っ! そっかなぁ~? オ~ダ~するテマはぶけて――はっ! そっか、ポテトをおもいうかべながら、オ~ダ~するたのしみをうばわないためかっ! そ~ゆ~コトだよね?」


「ううん。ぜんぜん違う」


「そ~だよねぇ~。ホクホクのポテトをイメ~ジしながら、オ~ダ~するあのたのしみをわすれちゃダメだよねぇ~」

 そんな事をいうイブキだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ