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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
4128/4295

りがイ。

 いつものバス停にて――


「ウチのバ~キンでワッパ~祭りっ!?」

 月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「バ~キンは五月一二日から『ワッパ~祭り』を開始する。も~やってんのね~……祭りってゆ~ぐらいだから人気のワッパ~一〇〇円均一とかになるのかしら?」

 月夜がそんな無茶を言いながら、続きを読み進める。


「五種類の対象セットが三〇〇円びきになるク~ポンを公式アプリで配布か~……一六日までの五日間限定か~……デリバリ~や一部店舗でも実施してないトコロがある」


「バ~キンってデリバリ~やってんの? でも、デリバリ~は料金上がるわよね?」


「まあ、おみせはムダにヒトをつかってはこぶから、ト~ゼンあがるんじゃない?」


「バ~キン食べるから無駄じゃないわよ!」


「対象はワッパ~チ~ズセット。まあオ~ソドックスよね~」


「ダブルワッパ~チ~ズセット。とうぜんダブルもでるわよね。肉量は正義! 単純にパティを二つ重ねたモノだけど……」


「とりあえずポテトとコ~ラついてるからイイよねぇ~」


「ポテトとコ~ラあげるからワッパ~頂戴」


「あげるぅ~」

 肉狂と芋狂の利害が一致した瞬間だった。

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