表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
4120/4296

なぽりたン。

 いつものバス停にて――


「新しい牛丼?」

 月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「新しい牛丼ね~……もはや食べ物としては究極まで進化している牛丼をさらに高めるか~……その考えはいいケド~……」


「問題はアレよね――すでに究極まで進化してしまっているから手を加えても逆に味が落ちたり、クオリティが下がる可能性のほうが高いのよね~……」


「でも。究極をさらに進化させようという考えじたいは前向きでいいわよねっ!

 長々とそう前置きしてから記事を読み始める。


「牛丼チェ~ンのすき屋――そ~よね。やはりカスタムとか新しいこころみはすき屋よね~……そのあくなき探求心が『うな牛』という新たな究極を生み出したのよね~」


「そう考えればいい環境よね。伝統を守ってずっと同じ味を受け継ぐ吉野家、新しい事に果敢に挑むすき屋この二つがあるいい状況よね~」

 そんな現状に満足そうな表情をする月夜。


「さ~て、そんな新たな挑戦は――『ナポリタン牛丼』っ!?」


「スパゲティの定番として愛されているナポリタンそれを牛丼を合わせる……ん~……これはまたすっごいのを合体されたわね~」


「しかも『チ~ズナポリタン牛丼』も販売! やっぱりチ~ズは合うからね~。まあ、とりあえず果敢な挑戦として一度食べてみようかしら?」

 商品画像を見ながら、そういう月夜だった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ