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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
4115/4301

じだイ。

 いつものバス停にて――


「ケンタが『ごま香るパリパリ旨塩チキン』を販売か〜……」

 月夜がグルメ系アプリの中にあった、そんな記事を読んでいた。


「ホント肉ってすっごいわよね〜」


「ただ塩ふって焼いたり、揚げただけでこんなにおいしくなるんだモンっ!」

 商品画像を見ながら、そんな事をいう月夜。


「春気分にピッタリな軽やかなパリパリ食感とサッパリとした旨塩感を楽しめる」


「旨塩チキンにパリパリ食感の衣を纏わせて外はパリパリ、中はジュ〜シ〜に仕上げたっ! チキンの究極系よね〜」


「うす衣で仕上げたパリパリとした食感が特徴で、この軽やかな『パリパリ食感』とふんわりと香るゴマ油が食欲をそそる大人から子供まで楽しめるクセになるおいしさ」


「ソフトが98エンっ!」

 月夜がそんな事を言っている隣で声をあげるイブキ。


「まるげんラ〜メンでソフトクリ〜ムが98エンっ!」


「まるげんラ〜メンのイイトコロはラ〜メンあとにソフトが100エンでたべられるコトかぁ〜……」


「コ〜ンとカップの2シュルイでコ〜ンはバニラ、カップならバニラ、チョコ、イチゴとソ〜スもえらべるかぁ〜……」


「しかも、ぜんぶ98エンっ! これはまるげんラ〜メンのジダイがくるかっ!」

 瞳をソフトクリ〜ムにしながら、そういうイブキだった。

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