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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
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うなぎュ~。

 いつものバス停にて――


「すき屋で今年もアレが登場か~……」

 月夜が右の瞳をマンガ肉に左をウナギにするという器用な事をしながら、そんな記事を読んでいた。


「今年も定番にして大人気のアレ――『うな牛』が登場っ!!」


「四月三日から販売されてるから、もう何十回も食べるケドね~」


「も~なんじゅかいもたべてんだっ!?」


「ウナギと牛肉の最強コンビっ! ゴハンのうえにウナギと牛肉をのせた贅沢な逸品っ! まさに最強タッグよね~……これに勝てるコンビなんって存在しないわっ!」


「食欲をそそるビジュアル――」


「そっかなぁ~? なんかいっぱいのってるってかんじだけどぉ~」


「ウナギの甘ダレに牛肉の肉汁、ウナギの香ばしい香りに牛肉の香りが混ざって――」


「ん~……くどいとおもうけどなぁ~……」


「それに味よねっ! ウナギはおいし~! 牛肉ももちろんおいし~――その二つが混ざってるところは、まさにこの世の一番おいしい部分よねっ!」


「ぜったいアジがケンカしてるとおも~」


「別々に食べてもヨシっ! ウナギを細かくして混ぜて牛肉とゴハンに絡めて三種の神器にして口に運ぶもヨシっ!」


「食べ方いろいろよね~」

 そんな事をいう月夜だった。

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