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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
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月夜にき〜てみた にぃ。

いつものバス停にて――


「ねぇ――」

イブキが自分の食べていたイチゴ大福と月夜の食べていた饅頭を見比べて口を開く。


「ん〜?」

月夜が餡子が口周りに付いていないか注意しながら食べていたヨモギ饅頭からイブキへと視線を移す。


「ダイフクとマンジュ〜っなにがちがうの?」


「へ? ぜんぜん違うじゃない」

月夜さもと〜ぜんといった感じで先を続ける。


「饅頭は生地でつつんで蒸すから、大福はそもそも餅だし! ぜんぜん違う!」


「そ、そうなんだ……」

月夜のさも当たり前といった感じに戸惑うイブキ。


「それじゃ、ソ〜メンとヒヤムギはど〜ちがうの?」


「麺の太さでしょ。そんなの誰でも知ってるでしょ」

これまた、さもと〜ぜんとばかりに、


「じゃ――月夜とゴリラのちがい」


「それこそ全然違うっ!!」

 と、全力で叫ぶ月夜だった。

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