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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
392/4326

きゅ~しょく。

 いつものバス停にて――


「給食に出てくるとテンションが上がる物かぁ――なつかしいなぁ~……」

 月夜がグルメ系ニュ~スの中にあった『給食で出てくるとテンションがあがちゃう物』という記事を読みながら呟く。


「イブキさんはカレ~すきだったな~」

 月夜の呟きを耳にしたイブキが口を挟んでくる。


「あ~……カレーね。あの辛すぎず甘すぎってゆ~のがイイよね~」


「ソフトメンのときもあってどっちもスキだったな~」


「ウチは地味にワカメ御飯とかも好きだったよ」


「イブキさんオムレットケ〜キとかおぼてるよ! クリ〜ムがたくさんはいっててダイスキだった‼︎」


「唐揚げのア〜モンド絡めとかまた食べたいな〜」


「……月夜、さっきからビミョ〜なモンばっかしチョイスしてない?」


「い、いいでしょ! 美味しかったんだモン!」


渋い舌を持つ月夜だった。

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