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きゅ~しょく。
いつものバス停にて――
「給食に出てくるとテンションが上がる物かぁ――なつかしいなぁ~……」
月夜がグルメ系ニュ~スの中にあった『給食で出てくるとテンションがあがちゃう物』という記事を読みながら呟く。
「イブキさんはカレ~すきだったな~」
月夜の呟きを耳にしたイブキが口を挟んでくる。
「あ~……カレーね。あの辛すぎず甘すぎってゆ~のがイイよね~」
「ソフトメンのときもあってどっちもスキだったな~」
「ウチは地味にワカメ御飯とかも好きだったよ」
「イブキさんオムレットケ〜キとかおぼてるよ! クリ〜ムがたくさんはいっててダイスキだった‼︎」
「唐揚げのア〜モンド絡めとかまた食べたいな〜」
「……月夜、さっきからビミョ〜なモンばっかしチョイスしてない?」
「い、いいでしょ! 美味しかったんだモン!」
渋い舌を持つ月夜だった。




