表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
391/4311

ごばんめ。

いつものバス停にて――


「月夜!」

いままで静かになにかの記事を読んでいたイブキが唐突になにかを悟った表情になると、


「イブキさんクラスで5ばんめくらいにカワイイのをめざすよっ!」


それを聞いた月夜は意味がわからず、ポカ〜ンだった。


「月夜なんでハニワみたいなカオしてんの? おどろきのカンセ〜ドだけど……あぁ、そんなコトよりこれみてよ」

そう言いながらイブキが翳すスマホ画面には――


『クラスで一番可愛いと敬遠される、モテたいならクラスで5番目くらいのポジションを目指そう!』

要するにあまり美人だとかえって声をかけずらいとかいうアレの事である。

とりあえず事態を理解した月夜は、


「クラスで5番目っていってもウチのクラス結構レベル高いよ」

月夜が脳裏にクラスメイトの顔を思い浮かべながら、


「う〜ん……ちな月夜はイブキさんのコトなんばんめくらいだとおもう?」


「イブキ? イブキかぁ〜……そ〜ね……」

月夜はしばらく考えこむと、


「マスコット的なム〜ドメ〜カ〜的な要素を抜いて……クラスで1番か2番目くらい?」


「ちょ――そんなカイカブ――」


「後ろからだけどね」


「ぎゃふん!」


イブキが5番目のポジョンにいくのはいつのことやら……

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ