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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
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じどり。

いつものバス停にて――


「マラソンたいかいでネッシといっしょにうつったシャシンがあれば900まんえっ⁉︎」

イブキが暇つぶしにエンタメ系ニュ〜スを流し読みしていると、そんな記事が目についた。


「ネッシ〜? あのネス湖にいるかもってゆ〜怪獣の事?」


「そ〜みたい。マラソンしてるときにいっしょにうつりこんだらショ〜キンだって」


「へぇ〜。ちょっと見せて」

月夜がイブキからスマホを受け取り記事を読む。


「ん〜……それっぽい写真が撮れたらスコットランド王立動物学協会が鑑定を行い、本物と証明された場合に賞金を受け取る事ができる――って、ハッキリ証明できないから未確認生物なんでしょ⁉︎ これ話題作りの企画であって賞金は絶対でないやつじゃん‼︎」


「まあまあ、ト〜ジツになってとつぜんネッシ〜があらわれるかもしんないじゃん」

月夜からスマホを受け取ると月夜の画像を一枚撮るイブキ。


「なんで今、撮った?」


「ん? ビックフットはっけ〜んってコトでショ〜キンもらえないかな〜っておもって」


「ウチ、怪獣じゃないもん!」

そう抗議する月夜の目の前で画像加工アプリを立ち上げ、筋肉ムキムキのカンガル〜の顔に月夜の顔を嵌め込むのだった。

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