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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
369/4311

たいぷ。

 いつものバス停にて――


「ねぇ――」

 イブキがいつも通り恋愛系のコラム記事を読みながら、オシャレ系ニュ~スを読んでいた月夜に話しかける。


「月夜ってさ、コクハクされてからスキになるタイプっていってたよね?」


「う~……」

 月夜が読んでいた『春のデニム着こなし』という記事から目を離すと、


「……うん。告白されたらどんな男子でもやっぱり気になっちゃう…………かな? あぁ――でも、いきなり付き合うとはかなしだよ! 最初はお友達から……かな? それで、ちょっとづつ……ね」


「そっか~。月夜みたいなタイプはおんなのこのハンブンなんだってさ」


「そ、そうなんだ?」


「うん。オ~ブンがたなんだって、イブキさんはデンシレンジがたっぽい」


「電子レンジ?」


「うん。スキになったらジブンからガンガンいっちゃうタイプだからデンシレンジなんだって」


「あぁ――オ~ブンは温まるまで時間かかるけど、電子レンジはすぐ温まるから……で、結局それがなんなの?」


「ん? え~っと……ジブンのタイプがわかればモテたいさいになるかな~っておもったんだけど……」


「ふ~ん……」


 本人たちは気付いていないが、月夜はオ~ブン型なのにきつそうな外見と話しかけづらい雰囲気のために告白してくる男子がいなく恋愛に発展しない。

 イブキの場合は好きな人自体が世界に7人しかいない激ムズゲ~クリアできるひとと、ハ~ドルが変な風に高いために好きな人ができないため恋愛に発展しない。 二人のタイプと外見が入れ代わったらとは夢にも思わない二人だった。 

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