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ろぼ。
いつものバス停にて――
「こ、これは……⁉︎」
イブキがテクノロジー系ニュ〜スを見ていると、ある記事が目についた。
「月夜! ロボが――ロボが――」
イブキがスマホを掲げ興奮ぎみに迫ってくる!
「ちょ――近い、近い⁉︎」
「みてよ! ロボにセ〜カクがイショクできんだって‼︎」
「へぇ〜。Googleが特定性格をなどを植え付けるロボットシステムの特許を取得」
月夜がイブキから見せられた記事とは、そんな内容だった。
「もし、もしイブキさんのセ〜カクをロボにイショクできたら――」
「どうせ、いいスタイルのロボになりたいとか言うんでしょ?」
「う〜ん……それもイイけど……やっぱしロケットパンチとオッパイミサイルはほし〜かな」
「おまえは一体どこを目指してんだ……」
呆れ顔でそう呟く月夜だった。




