かえんほ~しゃき。
いつものバス停にて――
「かえんほ~しゃきっ!?」
イブキがスマホでネットニュ~スを見ていると、突然そんな奇声を上げる。
「月夜、月夜――これみて! これ!!」
イブキが自分のスマホを掲げながら月夜に詰め寄っていく!
「ちょ――近い、近い」
グイグイと詰め寄ってくるイブキを押し返しながら、そんな抗議を上げる月夜。
「みてよ! アメリカでかて~よ~カエンホ~シャキはんばいだって!! すっごいよネ!!! せいきまつだよね、ヒャッハ~できちゃうよっ!!!!」
「家庭用火炎放射器?――って、家庭でそんなモノ使う状況が想像つかいないよっ!!」
「それは……ホラ、ゾンビがたいりょ~はっせ~したときとかに……」
「いやいやいやいやいやいや。しないから、ゾンビ大量どころか1匹も発生したコトないから」
「じゃ、カテ~ようだしリョ~リにつかうとかは? だいかりょくでどんなリョ~リもイッパツぅ!! みたいな?」
「消し炭になるんじゃない?」
「ぬう……なかなかつかいドコがむつかしぃ……」
「まあ、もともと不要な物だからね~」
月夜が呆れ顔でそうつぶやいた。
クラウドファンディングで約700ドル融資すれば予約できるらしいです。一家に一台火炎放射機いかがですか?(日本で合法か自分で調べてください!)




