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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
354/4313

ネットじんかく。

 いつものバス停にて――


「え~っと……『その節はお世話になりました。教えて頂いた本、とてもおもしろかったです。今度、お礼に――』ん? ど~したの? イブキ変な顔しちゃって」

 月夜がスマホで誰かにメ~ルを作成していると、様子がおかしいイブキに気がついた。


「月夜こそど~しちゃったの? そんなレ~ギただしいいいかたしちゃって――ふだんの月夜なら『このまえはヨンキュ~――じゃなかったサンキュ~。あのホンおもしろかったわ、こんどメシいこ~ね』っていうトコじゃない?」


「おまえはウチをど~いう目で見てんのっ!? そんな事ゆ~ワケないじゃん! 一応、年上だしお世話になってるし……」


「ふ~ん……イブキさんはネットじんかくがあるんだとおもってた」


「ネット人格?」

 聞きなれない言葉に月夜が首を傾げる。


「リアルとゲンジツでセ〜カクのちがうヒトっているじゃん?」


「あ〜……いるね。メ~ルやLINEだとやたら絵文字とかスタンプとか使うのに無口な人とか――逆に直だとハイテンションで明る過ぎるのにメ~ルらLINEだと礼儀正しいとかそっけないとか……」


「そうそう――そ~いうの」


「いやウチは基本誰にでも対応変わんないけど……年上には……ね」


「そっか~……でも、クラスメイトに月夜ってドリラだよねってゆ~とフシギそ~なカオするよ」


「うん。イブキにも専用のしなきゃネ」

 そういってカバンを軽く2,3回素振りする月夜。

 昨日は体調が悪くUPできませんでした。(予約で17時に自動UPされましたが……)

 できるだけ時間通りにUpします。

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