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無価値のレゾンデ~トル  作者: HAWARD
353/4308

げ〜むこ〜か。

いつものバス停にて――


「おぉ! こ、これは――‼︎」

イブキ(lv99)がネットニュ〜スを閲覧していると、そんな声をあげる。


気になった月夜(lv99)は背後からそっとイブキのスマホ画面を覗きみる。


『ゲ〜ムが人に与える良い効果』


予想通りイブキが好みそ〜なタイトルが映っていた。


来る!

そう直感した瞬間だった!


「月夜、月夜! これみて、これ――」

イブキの高速バシバシ肩叩き!


それを――

右手にスマホをもったまま受け流していく――やがてイブキの速度に慣れてきたのか、スマホを持つ手は止まり、片手のみでイブキの繰り出す平手打ちを流し始める――まるで救世主の力に目覚めたネオがエージェント・スミスの攻撃を流すかのように……(古い)


「こっれみて!」

一際、力と速度を籠めらた一撃を放つイブキ!


しかし――


月夜は無言で半歩距離を詰め、打突が最高位の威力になる前の間合いに入り込むと――


がきぃ!


放つイブキと流す月夜――二人の周囲でチリがモワッと舞い上がる!


そのまま二人互いの出方を伺うかのよ〜に動きを止める――


さきに動いたのは月夜だった⁉︎


攻防に際に長い黒髪が顔に掛かってしまい、月夜はそれを片手で耳に引っ掛け、


「――で、なにイブキ?」

いつもの通りの笑顔で月夜はそう促すのだった。

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